イングランド代表、なぜ勝てない? 現役監督が不満「機械のように扱われ、壊れていく」
ニューカッスル監督、選手の過密日程に苦言「国際親善試合か大会を廃止すべきだ」
ニューカッスル・ユナイテッドは4日に行われたFA杯4回戦の再試合で、オックスフォード・ユナイテッドと対戦し、延長戦の末に3-2で勝利した。勝利を収めたニューカッスルだが、前半37分には直前にゴールを挙げたブラジル人FWジョエリントンが負傷でベンチに退いた。負傷者が相次いでいるニューカッスルのスティーブ・ブルース監督は、選手の過密スケジュールの軽減に取り組むべきだと主張した。英公共放送「BBC」が報じている。
ニューカッスルの冬の休暇は、FA杯の4回戦が再試合となったことで15日間から12日間に短縮された。彼らは2019年12月5日から20年2月5日にかけて、すでに15試合を消化している。
この状況にブルース監督は「トッププレーヤーたちに毎週土曜日と木曜日にプレーをするように要求し続けることはできない。選手たちには、疲れるまで全力でプレーしろと要求している。『普段、どんな練習をしているんですか?』と質問してくる人もいるが、意味がない質問だ。選手は試合で疲労が溜まり過ぎているからだ」と、不満をぶちまけた。
プレミアリーグのクラブでは、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドが最長の休みを取ることができ、2試合間で最大16日の時間があった。一方、最短はサウサンプトンの10日間になっている。
ブルース監督は、特に国際Aマッチを戦っている代表選手たちには、もっとしっかり休みを与えて、しっかりと充電する時間を与えるべきだと主張した。
「ヨーロッパ全体が休みを取っている。スコットランドも3週間は休みがある。それは良いことのはずだ。もし十分に休みを取ることができないなら、どうにかしてリーグを伸ばすことが必要だ」
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