この日ミランの練習場、ミラネッロは厳戒態勢に包まれたという。「固い装甲で覆われて、完全非公開だった」と報じられた通りに、フィリッポ・インザーギ監督は分厚いカーテンを敷き、ジャーナリストもサポーターも立ち入り禁止にした。
　本田は米国遠征のメキシコ強豪チーバス戦でアシストを決めており、その流れを継続しているようだ。イタリア代表FWマリオ・バロテッリ、元フランス代表FWジェレミー・メネスと3トップを形成。記事では「攻撃の選手は多くがゴールを決めた。（スタメン争いにみんな必死になっていたが、）本田もその争いの中にいた」としており、今季“初ゴール”を決めた本田がレギュラー争いを演じている様子を伝えている。
　一方、40分ハーフで行われた試合では前後半でメンバーは全員入れ替わり、後半から出場したエース、ステファン・エルシャラウィ、エンベイェ・ニアンの両ウイングもきっちりゴール。インザーギ新監督のもとで誰もが定位置確保に向けたアピールに必死になっているようだ。

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