“新生・浦和”が5発のゴールラッシュで快勝 4バックでの新シーズン初戦で攻撃が機能
興梠と槙野の主力2人を温存したなか、新加入FWレオナルドと杉本が2点ずつを奪取
今季から4バックに“リニューアル”した浦和レッズが、新シーズンの公式戦初戦となった16日のルヴァンカップ開幕節・ベガルタ仙台戦で5-2の勝利を飾った。
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浦和は昨季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で準優勝を果たしたものの、J1では14位に低迷した。復権を狙う今季は大槻毅監督がプレシーズンから4バックに着手。仙台戦ではDF槙野智章やFW興梠慎三がベンチスタートになり、DF岩波拓也とDF鈴木大輔がセンターバックのコンビを形成。前線はアルビレックス新潟から加入したFWレオナルドとFW杉本健勇が組んだ。
開始直後からアグレッシブな姿勢を見せた浦和はいきなりのゴールラッシュを見せた。まず前半9分に右サイドでDF橋岡大樹からのパスを受けたMF関根貴大がドリブルで進出。相手を引き付けてのラストパスをレオナルドが蹴り込み、いきなり加入後初ゴールを奪った。
さらに前半18分には攻撃参加したMF柴戸海が接触で倒れ、両チームの足が止まった隙を突いて杉本が芸術的なミドルを決めて追加点。同25分には関根のサイドチェンジを受けたMF汰木康也がドリブルで運ぶと、杉本がアウトサイド、DF山中亮輔がインサイドを追い越す動きを見せ、汰木から山中へスルーパス。そして、山中のラストパスをレオナルドが蹴り込んで一気に3-0とした。
一方で、前半のラスト5分には課題が出た。仙台は同41分と同42分、右サイドからのアーリークロスのこぼれ球をMF田中渉が蹴り込んで2得点。浦和から見ればまったく同じような失点シーンで、3-2で前半を折り返した。
それでも浦和は後半6分、山中からレオナルドに上がったクロスのこぼれ球を拾った関根がシュートフェイントで突破を仕掛けたところで倒されてPKを獲得。これを杉本が蹴り込んで再びリードを2点に広げた。
さらに浦和は、後半33分にゴール正面でボールを持ったレオナルドのパスを受けた途中出場のMFマルティノスが縦に持ち出し、そのまま左足シュートを突き刺して追加点。昨季はエース興梠に依存したが、それ以外の選手たちがゴールを重ねて5-2の大勝と、“新生・浦和”を印象付けるスタートを切った。
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(FOOTBALL ZONE編集部)