禁断の移籍か、交渉術か!? バルサのネイマールが宿敵レアルと移籍交渉

双方がバロンドール授賞式後の会談を認める

 バルセロナのブラジル代表FWネイマールが、レアル・マドリードと禁断の移籍交渉を持っていた可能性が急浮上している。スペインラジオ局「オンダ・セロ」が報じている。

 ネイマールと父親はバロンドール授賞式となったスイス・チューリッヒでレアル側の代理人との会談を希望し、ネイマールはこれを受け入れたという。レアル側も交渉の事実を認めているという。

 その一方で、これは形式上の会談で、ネイマール側はレアルが獲得に興味を持っていることを明らかにすることで、バルサ側から年俸引き上げを勝ち取るための手段ともレポートされている。

 ネイマールはバルセロナへの愛着を常々示しているが、2000年にバルセロナからレアル・マドリードに移籍した元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴ氏は「裏切り者」としてカンプ・ノウで罵声を浴び、バルセロナ市内で経営する日本料理店が破壊される騒動も起こっていた。

 禁断の移籍は実現するのか、それとも条件交渉のネタなのか。ネイマールのレアルとの移籍交渉には大きな注目が集まっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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