「クレイジー」「最高の選手」 クロップ監督が”CL優勝の筆頭候補”と感じたチームは?
ユベントスのほか、バイエルンやパリ・サンジェルマンも警戒
ユルゲン・クロップ監督の率いるリバプールは昨季、悲願のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げた。今季も25節を終えたプレミアリーグで24勝1分と圧倒的な強さを見せ、首位を快走している。CLでも決勝ラウンドに勝ち進んでおり、大会連覇も期待されるが、クロップ監督は優勝候補が別にあると感じているようだ。英紙「ガーディアン」が伝えている。
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プレミアリーグでは、2位のマンチェスター・シティに勝ち点「22」の差を付けて、首位に立っているリバプール。リーグ優勝を早く決めることができれば、それだけCLの戦いに集中ができるため、CL優勝の筆頭候補に挙げる者は少なくない。だが、ベスト16に残った顔ぶれを見れば、簡単な予想はできないとクロップ監督は言う。
「シーズンが始まった時、私はユベントスが優勝の筆頭候補だと感じていた。ただ、イタリアのサッカーを十分に見ることができていない。あのチームがなぜ、勝ち点10の差を付けてセリエAで首位に立てていないのか不思議だ。彼らは私が人生で見てきたなかでも、最高の選手たちを揃えている。質の高い選手ばかりで、クレイジーだよ」
ユベントスの優勝を予想していたと話す指揮官は、それ以外のクラブにも素晴らしい選手が揃っていることを強調した。
「バイエルン・ミュンヘンの顔ぶれも素晴らしい。パリ・サンジェルマン(PSG)はすべてがハマっている時は、信じられないチームだ。バルセロナを過小評価することは絶対にできないし、マンチェスター・シティにとってこの大会の優勝が最大の目標になっていることも忘れてはいけない。私は自分たちがどこまで行けるか、まったく予想がつかない。でも、それは考える必要がない。必要なのは、火曜日(18日)のアトレチコ戦に集中することだけだ」
周囲の強さを認める一方、リバプールを2大会連続でCL決勝に導いている指揮官は、「どこまで行けるかは分からないが、昨年の経験からが言えるのは、私たちも最高のクラブを倒せるということだ。優勝を約束するものではなく、それさえ分かっていれば十分なんだ。あそこには強いチームばかりがいて、十分な準備をして戦わないといけない。勝つためには運も必要だ」と、大会連覇へのポイントを語った。
近年では2015-16シーズンから3シーズンにわたってレアル・マドリードがCL3連覇を成し遂げたばかり。リバプールは、世界最高峰の大会と言われるCLの連覇を達成できるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)