神戸イニエスタ、カズと同じ“52歳まで現役”に意欲 「ベストバーションの自分を見せる」
Jリーグ3年目のシーズンに向けて「自分にとってのサッカーは情熱」と気合い十分
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、14日のJリーグキックオフカンファレンスに出席。リーグ開幕戦で対戦する横浜FCの元日本代表FW三浦知良と軽妙な掛け合いも見せつつ、「Jリーグで良い戦いをすることを土台にして、他の大会でも良いゲームをしていきたい」と語った。
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Jリーグで3シーズン目を迎えるイニエスタだが、今年元旦に天皇杯でクラブ初タイトルを獲得し、今季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場。すでにACLグループステージ初戦で勝利したなか、「チームとしてタイトルを取れたことに大きな意味がある。このタイトルで得た自信で良い流れにしていくことが重要。Jリーグが最も大きな挑戦になるが、すごく競争力のあるリーグのなかでタイトルのために戦いたい」と意気込んだ。
リーグ全体のプレゼンテーションでは開幕カードということで“カズ”こと三浦知良と隣り合い、その後には両者での合同インタビューもあった。52歳にしてJ1で戦う日本の“レジェンド”について「いつも聞いていたけど、個人的にこうやって話せて光栄。ホームでカズさんのいるチームと開幕戦で対戦できるのは嬉しい」と話す。
「僕もできれば52歳までプレーしたい。自分にとってのサッカーは情熱であり、人生そのもの。もちろん、チームに貢献できると感じながらプレーしたいという気持ちがある。自分にとっては、この神戸に来てから成長してきた実感もある。今シーズンにはベストバージョンの自分を見せながら、日本での時間を楽しんでいきたい」
イニエスタという真のワールドクラスと呼べる存在がJリーグにいることで、海外に向けての発信力が大きく高まったのは間違いない。天皇杯に続き、今季はゼロックス・スーパーカップで勝利して勢いのあるところを見せつけている神戸だが、1年を戦うリーグ戦でどれだけの成績を残せるか。そのためには、イニエスタが年間を通してどれだけのコンディションを保てるのかが大きなファクターになりそうだ。