PSGがムバッペ“移籍阻止”へ全力 “C・ロナウド&メッシ級”の年俸60億円を今夏提示か
現行契約は2022年まで…獲得に動くレアルを牽制
パリ・サンジェルマン(PSG)がフランス代表FWキリアン・ムバッペの慰留に、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに匹敵する巨額サラリーのオファーを計画しているという。スペイン紙「AS」は「PSGの最重要プランはムバッペのレアル・マドリード移籍を思いとどまらせること」との見出しで報じた。
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PSG、そしてフランス代表でも中心選手に君臨するムバッペ。ジネディーヌ・ジダン監督率いるレアル・マドリードがトップターゲットに定めていると伝えられている。
一方、チームのエースをそう簡単に手放すまいと、PSGも必死の引き留め策を練っているようだ。2022年までとなっている契約延長は現在までに合意に至っていないが、クラブは今夏にもムバッペに税引き後年俸5000万ユーロ(約60億円)という超高待遇の条件をオファーする用意があるという。
これはユベントスのロナウドやバルセロナのメッシに匹敵するサラリーとなる。クラブに近い情報筋によれば、PSGはカタール・ワールドカップが開催される2022年を前にムバッペを放出したくないと考えているという。
レアルはチェルシーからベルギー代表FWエデン・アザールを獲得した時と同様の手法で、契約が残り1年を切り、移籍金が抑えられる2021年夏のタイミングでのムバッペ獲得を画策している。ムバッペの去就問題は、今夏のPSGとの交渉が大きなターニングポイントになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)