メッシを凌駕した世界一のアタッカーは? 右ウイング「市場価格ランキングTOP10」
独サイトが独自算出 168億円のメッシに対して、サラーが180億円で堂々のトップ
ドイツ移籍情報専門サイト「transfermarkt」が、世界で最も市場価値のある右ウイングを査定し、ランキングを発表した。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを抜き、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーがトップに輝いた。スペイン紙「AS」が伝えている。
サラーは2017年にASローマからリバプールへ移籍。加入初年度の2017-18シーズンにいきなり得点王(32ゴール)を獲得するなどエースとして君臨し、ここまでリーグ戦計53試合で68ゴールをマークしている。
今回のランキングでは、メッシの1億4000万ユーロ(約168億円)に対して、サラーが1億5000万ユーロ(約180億円)で上回っている。メッシは2018年5月に1億8000万ユーロ(約216億円)だったが、19年12月には4000万ユーロへ下落。一方のサラーは同じ期間で1億5000万ユーロをキープしている。
ただ各スタッツを見ると、出場試合数のより少ないメッシのほうが、ゴールやアシスト数でサラーを上回っている。今季で比較すると、メッシは公式戦26試合で19ゴール15アシスト、サラーは33試合で18ゴール9アシストという成績だ。
バルセロナ一筋のメッシは15シーズンでリーグ戦計470試合433ゴールを記録。これまでにリーガ・エスパニョーラ制覇10回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝4回、コパ・デル・レイ優勝6回など数々のトロフィーをチームにもたらすなど実績十分。一方のサラーは昨季、リバプールのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献しており、そうしたチーム成績も踏まえたうえでサラーが上回ったようだ。
page1 page2