代役はヘセ・ロドリゲス

　記事によると、ベイルはデポルティーボ・ラコルーニャ戦に続き、ヒホン戦でもヘセと交代してきた。ハメスはいずれもスペイン代表MFイスコとの交代である事に触れ、ジダン監督としては次節のベイルの代役は、ヘセを起用する見込みだとリポートしている。

　ヘセは、前ラファエル・ベニテス監督の下では、緊急事態ながらもビジャレアル戦で左サイドバックでの出場を余儀なくされた。それを不満に思い、今冬にも移籍するのではないかと目されていた。だが、選手との関係の悪化から ベニテス監督が解任された事で事態は急変したようだ。ジダン監督の就任を踏まえ、ツィッターで「新しい挑戦、新しい機会の始まりだ！」とレアル・マドリード残留を示唆していた。

　監督交代で浮き彫りとなった白い巨人の「明」と「暗」。ジダン新監督との関係が、完全に冷え切っていると連日報道されているハメスだが、次節での起用によっては、移籍決断に拍車を掛けることになるのだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images