名将クロップの代名詞ゲーゲン・プレスに耐えきれない脆さ

　記事によると、スタリッジは「ゲーゲン・プレス」を信条とするユルゲン・クロップ監督の求める運動量の多い戦術への適性が乏しい。ドイツ人指揮官のスタイルに合った選手を獲得するための補強資金捻出の為放出もありえるとしている。

　一方、上位進出を目指すウェストハムのスラベン・ビリッチ監はが今シーズン出場した6試合のうち4ゴールとストライカーとしての嗅覚と決定力を誇るスタリッジに目を付けた模様だ。

　ウェストハムはユベントスのイタリア代表シモーネ・ザザへもリストアップしている。ユベントスは10連勝と好調をキープしているが、その立役者であるアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの活躍でザザは出場機会を得ることができていない。

　17日のニューカッスルとのアウェー戦では2-1で競り負けた。古豪復活を目論むハマーズ（ウエストハムの愛称）はストライカーの続出で、補強が不可欠な状況となっている。リハビリ生活を経て復活を目指すスターリッジはアンフィールドではなくハマーズの本拠であるアップトンパークでロンドンっ子の歓喜の歓声を浴びる事になるのだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images