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カシージャス、スペインサッカー連盟会長選挙に出馬へ 盟友との再会は“活動”の一環か
昨年5月に心筋梗塞で倒れて戦線離脱 ルビアレス会長の対抗馬に名乗りを上げるか
ポルトの元スペイン代表GKイケル・カシージャスが、スペインサッカー連盟の会長選挙に出馬することを決断したという。スペインラジオ局「カデナ・セール」の番組「El Larguero」の情報を元に、欧州各メディアが一斉に報じている。
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現在38歳のカシージャスは、レアル・マドリードの下部組織からトップチームに昇格。以降は名門クラブの守護神として数々のタイトル獲得に尽力した。スペイン代表としても167試合に出場し、2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)優勝にも貢献。15年からポルトに移籍した。しかし昨年5月、練習中の心筋梗塞で病院に搬送されて以降はプレーしていない。
そんななか、「カデナ・セール」によるとカシージャスはすでにスポーツ庁とコンタクトを取り、サッカー連盟の会長選挙に出馬する旨を伝えたという。出馬が実現すれば、現職のルイス・ルビアレス会長の対抗馬になると目されている。
スペイン紙「AS」はここ数週間、カシージャスがスペイン代表時代に共闘したDFカルレス・プジョル氏やMFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)らと再会する機会を作っていたことに触れ、会長選挙に向けた活動を開始していると指摘。慎重かつ堅実に物事を進めてきたという見方を示している。
長きにわたってスペインのサッカー界を牽引してきた守護神の会長選出馬となれば、世界的にも大きなトピックとなることは間違いない。続報にも注目したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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