全治5カ月のバルサB安部、長期離脱に現地紙も遺憾 「欠かせない1人になっていた」
11日に腱断裂した右足ハムストリングの手術を受けて全治5カ月と正式発表
バルセロナは現地時間12日、Bチームに所属する日本代表MF安部裕葵の右足ハムストリングの手術が成功し、全治5カ月を要することを正式発表した。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、「監督のプランで欠かせない1人になっていた」と離脱を惜しんでいる。
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安部は現地時間2日のセグンダ・ディビジョンB(3部相当)第23節プラット戦(2-1)で0-1の後半23分から途中出場。だが、同点とした直後の同34分に相手DFに股抜きを決めて抜き去った瞬間、右ハムストリングを押さえて転倒した。表情をしかめたまま、1人では歩くこともできず最後はおぶわれてピッチを去った。
「右足大腿二頭筋の腱断裂」と診断され、10日にフィンランドへ渡って翌日に手術を実施。バルセロナは12日、公式サイトで手術の成功報告とともに「全治5カ月」と発表した。
これを受け、バルセロナの贔屓紙の一つであるスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、「ヒロキ・アベ、今季絶望」との見出しで、安部の現況をレポートしている。
「(フランス代表FWウスマン・)デンベレの6カ月の離脱が判明した後、バルセロナはバルサBの選手、ヒロキ・アベが大腿二頭筋の手術を受け、今季残りのシーズンを欠場することになると発表した。具体的には、右足大腿二頭筋の近位腱の断裂を負っている。デンベレと同じくラッセ・レンパイネン医師が手術を担当し、離脱期間が5カ月になるとした。アベはチームに馴染むのに時間がかかったが、適応後はガルシア・ピミエンタ監督のプランで欠かせない1人になっていた。16試合の先発出場を含めて20試合に出場。ここまで4得点を挙げている」
全治5カ月となり、7月23日から始まる東京五輪のメンバー入りは厳しい状況となってしまった。安部がこの試練をどのように乗り越えていくのか、真価が問われることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)