韓国メディア、FC東京サポーターの敵地での“情熱”に注目 「蔚山のファンを圧倒した」
蔚山現代とのACL初戦、アウェーに乗り込み大声援 「コロナウイルスの影響で…」
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第1節の蔚山現代対FC東京の一戦が11日に、蔚山文殊サッカー競技場で行われた。
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先制したのはアウェーのFC東京だった。後半19分にFWディエゴ・オリヴェイラが先制点を決めたが、同37分に蔚山がFKからFC東京のオウンゴールによって同点に追いつき、そのまま試合は終了した。
この日、スタジアムには多くのFC東京サポーターが駆け付けたが、韓国メディアもその熱烈な応援に注目。スポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は、「試合開始2時間前からスタジアムの外には、日本からやってきた大規模な日本応援団が陣取っていた。コロナウイルスの影響で、海外旅行を自粛する人が多いなか、彼らの情熱はそれをも飛び越えた」と、FC東京サポーターの熱い姿を伝えている。
さらに「約500人規模で構成された日本の応援団は、情熱でも蔚山のファンを圧倒した。終始、大きな声援と応援歌をピッチに送り続けた。ここが蔚山ではなく、東京で試合をしていると錯覚するほどだった」と、ホームで試合をしているような雰囲気を作り出したことに関心を示していた。
また、記事では「コロナウイルスの影響があるにもかかわらず、マスクをしていないファンも多かった」とも報道。いずれにしてもFC東京サポーターの姿が、蔚山ファンに強いインパクトを与えたのは間違いない。
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金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。