次世代の日本を担う「勝利のレジスタ」 28mのスーパーミドルで切り開く未来
大島の強烈なミドルシュートで先制
「相手を抜いた時点でシュートを打つと決めていた。抜いた後にスペースがあったので、リラックスして打てたのかな。イメージ以上のシュートが打てた」
右足の強烈なミドルシュートをネットに突き刺したMF大島僚太(川崎フロンターレ)は、目の覚めるような先制弾をこう振り返った。
U-23日本代表は19日、リオデジャネイロ最終予選を兼ねたAFC・U-23選手権でサウジアラビアと対戦し、2-1と勝利を収めた。グループリーグ3戦全勝を飾った日本はこのゴールで勢いに乗り、1位での決勝トーナメント進出を決めた。
序盤から試合を優位に進めながらもゴールの遠かった日本だが、前半31分、大島が28メートルにもおよぶ距離から右足を一閃。ボールがゴール左隅に吸い込まれたのを見届けると、笑顔でチームメートに駆け寄った。
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