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サッカーの“王様”ペレ、うつ状態に陥ると息子が告白 「歩くことさえできなくなっている」
股関節の手術を受けるも歩行が困難な状況に…「うつ状態を引き起こしている」
サッカーの“王様”こと元ブラジル代表FWペレ氏が、うつ状態に陥っているようだ。息子のエジーニョ氏がブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」のインタビューで明かした。
昨年10月に79歳となったペレは、ブラジルの名門サントスで頭角を現すと、類稀な得点能力を発揮。17歳の時に1958年スウェーデン・ワールドカップ(W杯)に出場すると、衝撃的なプレーを連発してブラジルの初優勝に貢献した。一躍世界的なスーパースターとなったペレ氏は、62年チリ大会でW杯2連覇を達成。さらに70年メキシコ大会で3度目のW杯制覇を果たし、伝説となった。
だが、近年は体調を崩すこともあり、ペレ氏の初婚の相手との間に生まれた三男で、父親と同じ名門サントスでかつてGKとしてプレーしたエジーニョ氏が、同メディアに現況を明かした。エジーニョ氏によると、股関節の手術をしてから回復に至っておらず、現在は歩き回ることも難しいという。
「父は股関節の手術を受けたが、適切で理想的なリハビリを行えていなかった。だからうつ状態を引き起こしている。想像してみて。彼はキングで、常にそのような印象を与えてきた。だが、歩くことさえできなくなっている。それを彼はとても恥じている」
現在は歩行器なしでは歩けない状況。車いすでしか移動できなかった時期に比べると改善されたようだが、それでも歩行の困難はペレ氏を苦しめている。今では外に出ることを拒み、家に閉じこもる日々を過ごしているという。サッカーに愛されたレジェンド。一刻も早い回復を願うばかりだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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