クリンスマン監督、ヘルタ在任76日間で電撃退任 クラブの“サポート不足”を主張
再建が期待されるも不振に苦しみ、リーグ14位と苦戦 DFBポカールでも16強敗退
ヘルタ・ベルリンのユルゲン・クリンスマン監督が辞任を発表した。在任期間わずか76日間での電撃退任となった。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。
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バイエルン・ミュンヘンやアメリカ代表の監督を歴任してきたクリンスマン監督は、昨年11月27日にヘルタ・ベルリンの監督に就任。クラブは当時リーグ戦15位と低迷しており、再建が期待された。
今冬の移籍市場ではセリエAのACミランからポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテクを補強したが、チームは依然として14位と下位争いから抜け出せず、DFBポカールでも16強で敗退するなど不振に苦しんでいた。そんな折、クリンスマン監督が電撃辞任を発表。在任期間はわずか76日間だった。
ドイツ人指揮官は辞任の理由として、チームのサポートが不足していたことを明かしている。監督は辞任するものの、役員としてクラブに留まるという。
「監督としてタスクを完遂するために関わる全ての人のサポートが必要になる。特に残留争いにおいては団結し、集中して取り組むことが最も重要になる。それらが保証されなければ、私は監督としてのポテンシャルを発揮することもできず、責任を果たすこともできない。そのため、熟考の末にヘルタ・ベルリンのヘッドコーチの座を辞することを決断し、本来の役割である監査役会のメンバーに復帰する」
なお、ヘルタ・ベルリンはクリンスマン監督の後任について、アシスタントコーチのアレクサンダー・ヌーリ氏が暫定的に指揮を執ると発表した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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