「冨安はマイコン」 “世界最高の右SB”の再現に伊メディア注目「マンUでプレーできる」
ボローニャで右SBのレギュラーを務める冨安「世界最高レベルに到達する」
ボローニャの日本代表DF冨安は現地時間7日、セリエA第23節ASローマ戦に先発フル出場し、3-2の勝利に貢献した。伊メディアは「冨安はマイコンのようだ」と見出しを打ち、クラブ関係者のコメントを紹介。「マンチェスター・ユナイテッドでもプレーできる選手」と惜しみない太鼓判を押している。
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昨夏にボローニャへと加入した冨安は、本職のセンターバック(CB)ではなく、右サイドバック(SB)としてレギュラーの座を獲得。リーグ戦17試合に出場しており、ローマ戦ではマンチェスター・シティでも左SBで活躍していた相手DFアレクサンダル・コラロフと熾烈な攻防を見せていた。
イタリア初挑戦ながら右SBとして評価を高めている冨安に対し、伊メディア「トゥット・メルカート」は「冨安はマイコンのようだ。ビッグゲームでプレーできる」と見出しを打ち、クラブのテクニカルディレクターを務めるワルテル・サバティーニ氏が日本代表DFを称賛するコメントを紹介している。
「彼はボローニャに残るが、すでにマンチェスター・ユナイテッドでもプレーできる選手だ。日本人らしい素晴らしい規律を備えているので、自分でも目標を設定できている。ローマで働いていた時代にも、彼と同じような特徴を備えた選手がいた。それがマイコンだ。冨安は彼を思い出させる存在だ。まだ21歳であることからも、世界最高レベルに到達することだろう」
サバティーニ氏は、かつてセリエAで圧倒的な活躍を披露し、“世界最高の右SB”と評されていた元ブラジル代表DFマイコンを引き合いに出し、冨安の才能に太鼓判を押していた。今後ビッグクラブからオファーを受けることがあれば、マイコンのような大ブレークを果たすのも不可能ではないのかもしれない。