FC東京、韓国でのACL初戦は1-1ドロー アダイウトンが終盤に痛恨の同点オウンゴール
後半19分、D・オリヴェイラのゴールで先制するも終盤に悔しい失点でドロー決着
FC東京は11日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ開幕戦で蔚山現代(韓国)とのアウェーゲームに臨み、先制したものの残り10分を切ってから追いつかれて1-1の引き分けに終わった。
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昨季リーグ2位のFC東京はプレーオフを経てACL本戦に進出。一方の蔚山は2012年に優勝経験を持ち、昨季も決勝トーナメント進出を果たしたものの16強で浦和レッズに敗れている。他には上海申花(中国)、パース・グローリー(オーストラリア)が同組に入った。
FC東京は序盤から敵陣深くに攻め込む場面を多く作りながら、決定機につなげることはできず。逆に前半18分には右サイドからのアーリークロスをピンポイントで合わせられ、相手FWビヨルン・ヨハンセンのボレーがクロスバーを直撃するあわやのシーンを作られた。
逆にFC東京は前半37分、左サイドからのフリーキックがファーサイドに流れたところで新加入MFアダイウトンがフリーでヘディングという決定機を迎えたが、シュートを枠内に抑え込むことができなかった。同42分にはFWレアンドロのスルーパスにDF室屋成が抜け出してGKと1対1になるも、シュートは相手GKに阻まれて先制点とはならず。スコアレスのまま前半を終えた。
後半になっても試合は一進一退のまま。FC東京はシュートチャンスもあったが、ヨハンセンのループシュートをGK林彰洋が何とかセーブする場面もあった。そうしたなかで、先にスコアを動かしたのはFC東京だった。後半19分、左サイドからレアンドロが斜めに出したスルーパスを受けたFWディエゴ・オリヴェイラは、相手GKの足の間を通す難しいシュートを決め、貴重な先制点を奪った。
しかし、試合終盤に差し掛かって反撃の勢いを強めていた蔚山に対してFC東京は守勢に回ると、後半38分に浅い位置からゴール前に蹴り込まれたフリーキックで、クリアにいったアダイウトンが痛恨のオウンゴール。敵地で貴重な勝ち点1を得たとはいえ、試合展開からもったいなさの残る1-1の引き分けになった。
中国を発祥地とされるコロナウィルスの影響でグループステージでも中国勢の試合が延期になり、日程の後半での扱いも予断を許さない情勢にある今季のACLだが、FC東京は3回目の挑戦で決勝トーナメント進出に向け、まずまずのスタートを切ったと言えそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)