リバプール、20歳ナイジェリア代表FWの獲得プラン発覚 36億円の差を埋められず破談
南野を獲得した今冬、ビジャレアルFWチュクウェゼの獲得を模索
プレミアリーグ首位を走るリバプールは、今冬に日本代表MF南野拓実を補強して前線に厚みを増したが、さらにビジャレアルのナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼの獲得にも動いていたという。フランス誌「フランス・フットボール」が報じた。
チュクウェゼはビジャレアルの育成組織で育ち、2018年にプロデビューを飾った20歳の新星だ。スピードと技術の高さを生かしたプレーを得意とするウインガーで、昨季リーガ・エスパニョーラでは26試合5得点をマークし、今季もここまで22試合で3得点を記録。また、2015年のU-17ワールドカップではナイジェリア代表として優勝を経験した。
記事によれば、リバプールはチェクウェゼ獲得のために3500万ユーロ(約42億円)をオファーしていたという。左利きで右ウイングを本職とすることから、エジプト代表FWモハメド・サラーの代役を務められる存在として獲得をアプローチしたようだ。
ただし、チェクウェゼの違約金は6500万ユーロ(約78億円)とリバプールのオファー額を大きく上回るものだったため、移籍は実現しなかったようだ。
チェクウェゼは2019年の21歳以下のバロンドール「コパ・トロフィー賞」で最終候補にもノミネートされ、記事によれば投票権を持っていたバルセロナのアルゼンチン代表FWをリオネル・メッシが3位票を入れたという。すでに現役トップ選手からも高い評価を受けており、同世代屈指のプレーヤーとして認知されている。
今冬のリバプール移籍こそ実現しなかったもの、夏の移籍マーケットでの動向にも注目だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)