かつてマンUの入団テストを熱望した人類最速男 ファン・ハールの下でのプレーを拒否

「新監督が来るまでやめておくよ」

 ジャマイカの男子100メートル走王者のウサイン・ボルトは、マンチェスター・ユナイテッドの大ファンとしても有名だ。だが、人類最速男は、ルイス・ファン・ハール監督に好印象を持っていない様子だ。米スポーツ専門テレビ局ESPNが報じている。

 100メートル9秒58という世界記録を誇るボルトは、かつて入団テストを熱望したほどの生粋のユナイテッドサポーター。名将アレックス・ファーガソン監督が率いていた2009年にカーリントンにあるマンUの練習場を訪れ、当時所属していたポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウドらに走り方を伝授 している。

 クラブの公式テレビ局「MUTV」で「かなりうまくやれると思う」「足は速いし、ボールコントロールも上手い」「5年契約を希望する」と積極的に自らを売り込んでいた。

 だが、その熱も一気にトーンダウンしてしまった様子だ。母国ジャマイカで行われた年間最優秀スポーツ選手賞の授賞式に参加したスーパースターは、入団テストへの情熱について、「そうだね。ファン・ハールのやり方を見れば分かるけれど、彼に指導を受けたいとは絶対に思えない。だから、我々に新しい監督がやってくるまで、やめておくよ」と語っている。

 

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