バイエルン、プレミア強豪から“ダブル獲り”!? 南野同僚フィルミーノには106億円を準備か
大型補強に向けて、リバプールのフィルミーノとマンCのサネに照準と英紙報道
ブンデスリーガの強豪バイエルン・ミュンヘンは、今夏の大型補強に向けて準備を進めているようだ。英紙「ザ・サン」は、日本代表MF南野拓実の所属するリバプールのブラジル代表FWフィルミーノとマンチェスター・シティのドイツ代表MFレロイ・サネの“ダブル獲り”を画策していると報じている。
今季のブンデスリーガで、RBライプツィヒと熾烈な首位争いを繰り広げているバイエルンは、2020-21シーズンに向けて大型補強を計画しているようだ。ハンス=ディーター・フリック監督は、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキとともに攻撃の中核を担う選手として、フィルミーノが理想的な選手だと考えているという。
また、以前から獲得を目指しているシティのサネも引き続き狙っており、プレミアリーグの上位2チームから中心選手を引き抜き、欧州随一のアタッカー陣の形成を目指すようだ。
リバプールにおいてフィルミーノは自己中心的なプレーに走ることなく、セネガル代表FWサディオ・マネやエジプト代表FWモハメド・サラーの長所を引き出すプレーを示している。欧州王者にとっても攻撃の柱となる選手だが、バイエルンはリバプールが夏にライプツィヒのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの獲得に乗り出すと見ており、攻撃の中心である3トップのうち1人の放出に踏み切ると予想している。
実現すればフィルミーノにとっては、ポジション争いのライバルが増えることになる。そのため、バイエルンは最大7500万ポンド(約106億円)の移籍金を準備して、フィルミーノ獲得の可能性を探るようだ。
同紙によれば、リバプールは個々の選手とそれぞれの代理人との話し合いをスタートし、来季に向けてどのような考えを持っているかを聞き出しているという。様々なクラブの思惑が、複雑に絡み合う移籍市場。バイエルンはフィルミーノとサネの“ダブル獲り”というプランを、実現することができるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)