元仏代表MF、プレミアクラブのメッシ獲得説に疑問 「彼はC・ロナウドではない」
バルサOBのプティ氏はマンUやマンCがメッシ獲得に動くことに疑問「数年前なら…」
かつてバルセロナに所属した元フランス代表MFエマニュエル・プティ氏は、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがトップレベルで戦える時間は残りわずかだと考えているようだ。そのため、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティといったクラブが、彼を獲得しようとしていることに疑問を呈している。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
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アーセナル、チェルシー、さらにバルサでもプレーしたプティ氏は、ユナイテッドやシティに対し、バルセロナのスター選手であるメッシの獲得に動くべきではないと進言した。
「正直に言うと、彼はイングランドのインテンシティーに耐えられないと思う。彼は密着され、ぶつかり合うことを嫌うからね。スペインで彼は守られている。もちろん、イングランドのファンにとっては彼のプレーを見ることができれば喜びだろう。それでもマンチェスター・シティのようなクラブが、32歳、33歳のメッシに動くのは不思議でならない。もし、メッシを獲得したいなら、彼らは数年前に動くべきだった」
プティ氏が主張したのは、35歳になったユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの違いだ。
「メッシはクリスティアーノ・ロナウドではない。身体的に、彼は同じようなマシンじゃない。ロナウドはモンスターだ。でも、32歳のメッシは最高の状態でいられるのはあと1、2年だろう。バルサで素晴らしい選手たちとプレーしていても、同じようなスピードでドリブルする能力を維持できないだろう。彼自身も終わりが遠くないことを理解しているはずだよ」
メッシがバルセロナを離れるのではないかという話は、スポーツディレクターのエリック・アビダル氏との衝突に加え、契約が2021年6月までとなっていることから強調されるようになった。