退席処分のインテル指揮官が憤怒 性差別発言のナポリ監督を「サッカー界から追い出せ!」

試合終了間際に起きた事件

 インテルのロベルト・マンチーニ監督が19日のイタリア杯準々決勝ナポリ戦で2-0の勝利を飾ったが、敵将マウリツィオ・サッリ監督とタッチラインで衝突。退席処分を言い渡されたが、「あいつは性差別者」など怒りのブチ切れを見せている。

 日本代表DF長友佑都がフル出場を果たしたイタリア国営放送「RAI」で試合後、マンチーニ監督は激昂していた。

「サッリは人種差別者で、ああいう輩はフットボールの世界から追い出すべきだ。私は第四の審判に質問した。アディショナルタイムが5分間あったことについてだ。サッリは立ち上がって、私にフロージオ、フィノッキオ(どちらも同性愛者という意味のスラング)と叫んできた。彼が世の中の男性に対してそう認識しているとするなら、私は誇りに思う」

 後半アディショナルタイムにアデム・リャイッチが追加点を決め、勝負を決めたが、両軍ベンチはエキサイトしていた。イタリア語で「オカマ野郎!」などと罵声を吐いてきたナポリ指揮官に対して怒り心頭のマンチーニ監督は、「第四の審判は全てを聞いていたが、何も言わなかった。そして、私は退席となった。あの出来事は試合に悪い影を差していた。恥だよ」とまくし立てた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング