浦和の大槻監督、新システム採用の陣容に手応え 「意欲という言葉では片付けられない」

キャンプでは「幹の部分」を強化し、シーズン開始とともに「枝葉」に着手

 また、気になるチームの完成度という点については、「全体としてはここまで、幹の部分をしっかりやりましょうと。そのうえで、枝葉を作っていくところと、徹底していくことの二つがあるが、今は徹底をしている段階」と説明。バリエーションを豊富にしていく作業はこれからシーズンを戦いながらという面がありそうだ。

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 公式戦スタートまであと1週間となり、大槻監督は「シーズンを通して成長しようとする姿勢が大切。キャンプが終わったからと言って何かを成し遂げたわけではないし、初戦が何かのファイナルというわけではない。そういう1週間にしていく。リーグの開幕も我々だけ金曜日ということで注目されるのは分かっているし、ありがたいことだと思っている」と、あくまでもスタート段階だと話す。

 昨季はJ1で14位に低迷した浦和だが、逆襲の機運は十分に高まっている。新システムとともに2020年の戦いをスタートする浦和は、個々の選手たちが持つポテンシャルの高さを考えれば、他クラブにとっても無視のできない存在になっていきそうだ。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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