「ちょっとした浮気のせい」 リバプールの“嫌われ者”を苦しめる後悔「長年続く拷問」
リバプールファンとすれ違うと「この忌々しいマンチェスター人が」の一言が…
今でもその“拷問”は続いているらしく、オーウェン氏が「KOP(リバプールファンの愛称)とすれ違った時は『この忌々しいマンチェスター人が』とか、いろんなことを言われる。今もその呪縛を背負って生きていかなければならない。心の底から傷つくよ。そういったことが長年僕を殺し続けている。そして、終わりがやってくることはないだろう」と、愛する古巣に認められる日が訪れることはないと憂いていた。
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オーウェンが去った翌シーズンに、リバプールはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝の快挙を成し遂げた。
「マドリードのリビングで試合を見ていた。嘘をつくつもりはない。複雑な気分だったよ。僕と君とスティーブン(・ジェラード)は一緒に育った。でも、僕だけがリバプールを去った。リバプールが嫌いになったからではない。束の間の新たな挑戦と、ちょっとした浮気のせいだ。なんてこった」
オーウェン氏の中で、いまだに後悔が渦巻いている様子だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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