FW不足のバルサ、“特例”で緊急補強か 指揮官も熱望「我々を救ってくれる選手が…」
スアレス、デンベレが長期離脱 冬の補強で“獲得失敗”も…セティエン監督は特例に期待
バルセロナはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと、スポーツディレクターを務める元フランス代表DFエリック・アビダル氏との不和とともに、たび重なるFWの負傷に見舞われている。そうしたなか現地時間9日のベティス戦を前にした記者会見で、キケ・セティエン監督がストライカー補強の必要性を明確に口にしている。
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「ナンバー9(ストライカー)の加入が可能ならば、その選手はできる限り万能であってほしいと思うが、それは簡単なことではないだろう」
セティエン監督はこのように話している。ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの離脱に続き、1月末にはフランス代表FWウスマン・デンベレが右大腿二頭筋の腱を完全断裂する大怪我に見舞われた。スアレスの穴を埋めるために奔走した冬の移籍市場でもバレンシアのFWロドリゴや、アーセナルのFWピエール=エメリク・オーバメヤンを取り逃がした。
ただしリーガ・エスパニョーラの規定によると長期離脱者が出た場合、移籍期間外でも国内クラブ間であれば新たに選手登録ができる規約があり、バルサはそれを活用しようとしている。FWウィリアン・ジョゼ(レアル・ソシエダ)、FWローレン・モロン(ベティス)、FWルーカス・ペレス(アラベス)といった面々が候補として名が挙がっているが、指揮官はこのようにも話している。
「移籍市場は今まで通り(すでに締め切られている)。まだ(デンベレに代わる選手の獲得は)承認されるべきことがあるのは事実だ。複数人の名前が挙がっているが。それに対しては多くのことに委ねられる。とはいえ、我々を救ってくれる選手が来てくれる必要があるのは明らかだよ」
深刻なストライカー不足に陥るバルサに、果たして救世主はやってくるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)