「拓実君が切り込んでくれた」 サウジ戦追加点の井手口が南野のアシストに感謝

追加点のチャンスで冷静に流し込む

 チーム最年少の19歳ボランチが手倉森誠監督の抜擢に応えた。19日、U-23日本代表はリオデジャネイロ五輪最終予選を兼ねたAFC・U-23選手権1次リーグ第3戦のサウジアラビア戦を戦い、後半8分にMF井手口陽介(G大阪)がエリア外から追加点を決める活躍で2-1の勝利に貢献した。

 1-0で後半を迎えた日本は後半8分、FW南野拓実(ザルツブルク)が右サイドからドリブルで持ち込むと、左足に持ち替えて中央の井手口へラストパス。前半から好守に奔走していたチーム最年少の19歳はこれを右足で巧みに合わせると、ボールはGKの手をかすめてゴールに吸い込まれた。

「うまく拓実君が中に切り込んでくれたので、落ち着いてゴールに流すだけでした」

 南野のアシストに感謝を込めた新鋭は「ベンチでみんな待ってくれていて凄く嬉しかったですし、決められて良かったです」と声を弾ませた。ダイレクトでコースを正確に狙う技術が光った。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング