8日トリノ戦に向けて24人の登録メンバー入り　ラニエリ監督「すぐに順応できる」

　イタリア・セリエAのサンプドリアに今冬の移籍市場で加入した日本代表DF吉田麻也は、現地時間8日に敵地で行われる第23節トリノ戦に向けた24人の登録メンバーに入ったことが発表された。また、サンプドリア専門のニュースサイト「サンプドリア・ニュース」は、記者会見におけるクラウディオ・ラニエリ監督のコメントを報じている。

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　サンプドリアはトリノ戦のメンバーを発表し、背番号が「34」に決まった吉田もメンバー入りした。3日の第22節ナポリ戦（2-4）はメンバー外だったため、このトリノ戦でセリエAデビューを飾る可能性が浮上している。

　試合に向けた記者会見に出席したラニエリ監督は、吉田と同じく冬の移籍市場で加入したFWアントニオ・ラ・グミナと合わせた2人についてコメントを求められた。

「新たに加入した2人の選手は、当然ながら一瞬にして準備が整うわけではない。だが、グミナはイタリアサッカーの実情を分かっている。そして吉田は非常に賢い選手なので、すぐに順応できると考えている」

　また、トリノが監督交代後の初戦となることについて、「一般的にも、この状況に対して選手はリアクションを見せるはずだ。私たちも彼らと同様に気持ちの入った頑張りを見せなければいけない」とラニエリ監督はコメント。簡単な試合ではないとの見通しを話した。

　果たして、吉田がイタリアデビューする瞬間はやってくるのか。注目のゲームになると言えそうだ。

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