本田に新ライバル出現 ミランがオランダの“C・ロナウド2世”獲得へ13億円を準備
欧州でも注目集まる若手注目株のエル・ガジ
ACミランが、1月の移籍市場で移籍金1000万ユーロ(約13億円)を準備し、20歳のアヤックスのオランダ代表MFアンワル・エル・ガジの獲得に乗り出していることが明らかになった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
エル・ガジは、189センチというサイズを誇りながら、テクニックとスピードを武器にしているウインガーだ。今季オランダの名門でリーグ戦14試合8得点と活躍。ゴール感覚にも優れ、チェルシーのエデン・アザールや、バイエルンのオランダ代表FWアリエン・ロッベンにも準える。また、心酔するポルト ガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをほうふつさせるという声も、オランダサッカー界で上がるほどの逸材だ。
記事によると、ミランはイタリア代表MFアレッシオ・チェルチをジェノアに放出することで合意に達しているが、期限付き移籍で今季モナコでプレーしていたイタリア代表FWステファン・エル・シャラウィの放出が決まれば、エル・ガジ獲得に即動くと報じられている。
オランダサッカー界のみならず、欧州でも多くの期待が集まる新鋭が加入した時には、右の攻撃的MFで定位置を確保した日本代表FW本田圭佑や、左攻撃的MFのイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラにとって、強力なライバル出現となる。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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