安部裕葵、東京五輪への影響が懸念も“決意”の代表ユニ写真開 仲間からのエールも続々

バルサBの安部裕葵【写真:Getty Images】
バルサBの安部裕葵【写真:Getty Images】

右足大腿二頭筋断裂で手術を受けることが決まった安部がインスタグラムを更新

 バルセロナBに所属する日本代表MF安部裕葵は現地時間5日、右足大腿二頭筋断裂のため手術を受けることがクラブから発表された。東京五輪に向けての影響も懸念されるなか、リリース直後に自身の公式インスタグラムを更新。日本代表のユニフォームを着た写真を投稿し「良い方向を見て」と前向きな思いを綴った。

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 安部は現地時間2日のセグンダ・ディビジョンB(3部相当)第23節プラット戦(2-1)で0-1の後半23分から途中出場。だが、同点とした直後の同34分に相手DFを抜き去った瞬間、右ハムストリングを押さえて転倒した。表情をしかめたまま、1人では歩くこともできず、最後はおぶわれてピッチを去った。

 5日にはバルセロナが、「試合中に右足大腿二頭筋の腱の断裂を起こしたことが分かった」と発表。受診した結果、10日にフィンランドへ向かい、翌11日にラッセ・レンパイネン医師の手術を受けることとなった。昨夏に鹿島アントラーズがバルサ入りを果たし、Bチームで公式戦20試合に出場し4点をマークしていた安部にとって無念の負傷。東京五輪を半年後に控えるだけに影響も危ぶまれるが、本人は自身のインスタグラムに前向きな言葉を綴った。

「誰もが悲しむ日がある 良い方向を見て なんとかなるさ」

 英語で「Everyone has their bad days.Look on the bright side.Things will work out.」と記した一方で、ストーリーズ(24時間で自動的に削除される動画・写真)では日本語でも投稿。写真は昨年12月に行われ、3カ月ぶりのU-22日本代表招集となった国際親善試合ジャマイカ戦での代表ユニフォームで納まる一枚を公開した。

 必死に「良い方向を見て」立ち向かおうとする安部の姿に、鹿島時代の先輩FW鈴木優磨(シント=トロイデン)は「vamo bro(ガンバレ、兄弟よ)」と励まし、同じ東京五輪世代のDF菅原由勢(AZアルクマール)も「Get well soon my guy(すぐに良くなるよ)」とエールを送っている。バルサ公式ツイッターの日本語版も「どんな時も応援しています。がんばれ、裕葵!」とし、リーガ公式ツイッター日本語版も「安部選手、手術の成功とお体の回復を心よりお祈りしています」と、背中を押した。

 安部にとっては苦しい長期離脱となるだろうが、仲間は回復を望み、ピッチへの復帰を心から待っているはずだ。

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