酒井同僚MF、相手翻弄の“切り返し&ニアぶち抜き弾”に称賛 「どうやって得点した?」

マルセイユのフランス代表MFディミトリ・パイェ【写真:Getty Images】
マルセイユのフランス代表MFディミトリ・パイェ【写真:Getty Images】

パイェがサンテティエンヌ戦で華麗な個人技から先制ゴールをマーク

 日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユは、現地時間5日に行われたリーグ・アン第23節サンテティエンヌ戦で2-0の勝利を飾った。フランス代表MFディミトリ・パイェがチームトップタイの今季7ゴール目で先制点をもたらし、マーカーを翻弄する個人技に「どうやって得点した?」「GKができることは何もない」と称賛を集めている。

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 敵地に乗り込んだ2位マルセイユは、前半7分に早速歓喜の瞬間が訪れる。フランス人MFヴァランタン・ロニエの横パスを受けたパイェは、主戦場の左サイドからペナルティーエリア内に向かってドリブルを開始。細かいボールタッチとシザースフェイントで対峙した元フランス代表MFヤン・エムヴィラに後手を踏ませると、ゴールライン際までえぐって左足でシュート態勢へ。エムヴィラが足を出してきた瞬間に切り返し、相手がバランスを崩したところでさらに逆へ切り返し。シュートコースを作るとそのままニアサイドを抜いてゴールネットに突き刺した。

 マルセイユ公式ツイッターは、「シンプルに荘厳」というメッセージとともに鮮やかな個人技の動画を公開。英衛星放送「BTスポーツ」公式ツイッターは「ディミトリ・パイェはそこからどうやって得点したんだ? 元ウェストハムの男は、GKに不意打ちを決める前にディフェンダーを翻弄した。不測の事態を予測する」と称賛した。

 また、ベトナムメディア「news.zing.vn」も「フランスのスターが信じられない一撃。サンテティエンヌのステファヌ・リュフィエはベテランGKだが、これに関して彼ができることは何もない」と、GKにとってノーチャンスの一撃だったと伝えている。

 2016-17シーズン途中にマルセイユに加入したパイェは、今季18試合の出場で7得点と、マルセイユでのシーズン最多ゴール数に早くもあと「1」に迫っている。32歳のフランス代表アタッカーがどこまで数字を伸ばすのか、注目が集まる。

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