ミラン本田はミハイロ政権でライバル続々復帰も不可欠! 番記者「6月までスタメン揺るがず」

番記者語る ボアテングとスタメン争いにならない

 ACミランの日本代表MF本田圭祐は17日、本拠地フィオレンティーナ戦で5試合連続で先発出場を果たし、2-0の勝利に貢献した。この活躍に、ミランの番記者は「不可欠な存在になった」と断言。復帰初ゴールを決めたMFケビン・プリンス・ボアテングとは、スタメン争いの展開にはならないと分析した。

 ミランの番記者を務める地元テレビ局「7ゴールドTV」のパオロ・ヴィンチ記者は、強豪フィオレンティーナ相手に今季リーグ戦初の無失点に抑えた守備における本田の奮闘を評価した。

「本田に関して、守備の仕事はエクセレントだった。敵と競り合って、常に ヘディングで勝っていた。ボールを多く敵から奪った」

 右サイドバックのアバーテと連係して相手のキーマン、DFマルコス・アロンソの攻撃参加を巧みにけん制。手堅い試合展開でミランの2016年初勝利に貢献した。

 4-3-3システムを用いていたリーグ前半戦はベンチスタートの日々が続いたが、システム変更によって本田の立場を変えたという。

「4-4-2の右サイドで彼は交代不可能な貴重な選手となった。監督はモントリーヴォを後半途中に下げた。交代したのは本田でもなく、ベルトラッチでもなかった。ベルトラッチも向上している。6月まで本田はスタメンとしてプレーするだろう」

 1-0でリードしている展開でシニシャ・ミハイロビッチ監督は主将のモントリーボを下げてクツカを投入 。一方で本田はフル出場を果たした。このままシーズン終了まで先発の位置を確保するとヴィンチ記者は予想している。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング