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「相手を困らせた」 ポルト中島、7試合ぶり復帰戦で地元紙が高評価「世界的な動き」
負傷離脱していた中島が約3週間ぶりに公式戦へ復帰 ポルトガル杯で堂々とプレー
ポルトガル1部ポルトの日本代表MF中島翔哉が現地時間4日、ポルトガルカップ準決勝アウェーでの第1戦、2部アカデミコ・デ・ビゼウ戦に途中出場し、公式戦7試合ぶりの復帰を果たした。後半19分からピッチに立ち、シュートを放つなど存在感を発揮。8日に控えるベンフィカとのリーグ戦に向けて、上々の出来となった。
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中島は昨年12月16日のリーグ第14節トンデラ戦(3-0)から先発メンバーに定着し、チームの3連勝に貢献。その間に行われたポルトガルカップのラウンド16サンタ・クララ戦でも先発出場してゴールを決めるなど好調を維持していたが、その後1月14日に行われたポルトガルカップ準々決勝ヴァルジンSC戦(2-1)を負傷欠場し、セルジオ・コンセイソン監督が「非常に良くない状態」と明かしていた。
約3週間ぶりに復帰した中島は、1-1の後半19分から途中出場。“定位置”の左サイドでプレーし、早々にバイシクルシュートを放つなど積極的にゴールへ迫る動きを見せた。さらに、同32分にはカウンターから左サイドでパスを受けると、ドリブルでカットインして右足を一閃。強烈なシュートは枠内に飛んだが、相手GKの好セーブに阻まれてしまった。
ポルトガル紙「レコルド」は「日本人はピッチに入ってすぐ、素早い世界的な動きを見せた」と褒め、「中島は30分間、常に1対1を仕掛けて相手を困らせていた」と高評価。次のリーグ戦は強敵ベンフィカと対戦するが、「先発で起用することもできる」と、好プレーを見せた背番号10に期待を寄せている。
負傷での離脱に苦しんだ中島だったが、パワーアップしてピッチに戻ってきたようだ。
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