バルサ会長、メッシが“批判”のアビダルSDと5日に緊急会談へ 退任の可能性を地元紙が報道
バルセロナのバルトメウ会長は予定を変更し、渦中のアビダルSDと緊急会談へ
バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は現地時間5日に渦中のエリック・アビダルSDと緊急会談を行うことになった。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシから批判を受けたアビダルSDは退任となる可能性があるようだ。スペイン紙「スポルト」などが報じている。
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事の発端となったのはアビダルSDが「スポルト」紙で応じたインタビューだ。
先月、エルネスト・バルベルデ監督が解任された一件に関し、アビダルSDは選手の一部が解任を訴えかけ、選手自身が全力を出し切れていないということを示唆した。
しかし、メッシはSNSで「正直、こういったことをするのは好ましくない。でも誰もが自分のやるべきことに責任を持って、決断をしていく必要があると思うんだ」とアビダル氏の発言に苦言を呈した。
さらに「スポーツマネジメントの責任者もまた、彼らの責任を受け入れて、何よりも彼ら自身が下した決断の主導権を持ってくれなければならない。そして最後に、選手について話すのならば、名前を明記するべきだと思う。そうでなければ、真実でもないコメントで僕らは苦しむのだから」とSNS上で珍しく自らの意見を主張した。
スペインラジオ「RAC1」ではバルトメウ会長は4日に行なわれたイベントへの出席を取りやめ、バルセロナに戻ってアビダルSDと緊急会談を行うと報じた。
そして新たなレポートによれば、会談は5日に行なわれ、そこでアビダル氏が退任となる可能性が浮上しているという。スペイン紙「マルカ」も「彼の仕事は危険にさらされている。アビダルは瀬戸際に立っている」との見出しで報じ、職を追われる可能性があることを伝えた。
2012年に肝移植手術を受け、闘病生活を乗り越えた末にバルセロナに復帰を果たしたアビダルSDだが、自身の立場は追い込まれているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)