「クロップは大ファン」 韓国代表エースへの“絶大評価”に英注目「リバプールは愛している」
トッテナムFWソン・フンミンを大絶賛も…「サインが不可能であることも理解」
韓国代表FWソン・フンミンはいまやトッテナムをけん引するエースの一角を担う存在となった。そんななか、英メディアはリバプールのユルゲン・クロップ監督が韓国代表エース獲得の夢物語を描いていると取り上げている。
シーズン途中でジョゼ・モウリーニョ体制にシフトしたトッテナムは現在、絶対的エースのイングランド代表FWハリー・ケインが長期離脱を強いられており、リーグ5位とトップ4争いの真っ只中にある。そのチームを得点源として引っ張っているのがソン・フンミンだ。
現地時間2日に行われたプレミアリーグ第25節マンチェスター・シティ戦でも1-0で迎えた後半26分にペナルティーエリア手前から強烈な右足の一振りをネットに突き刺して追加点をマーク。今季公式戦では13ゴールを記録している。
そんななか、英メディア「HITC」は「リバプールはソン・フンミンを愛している」と取り上げ、「クロップとスタッフはソン・フンミンの大ファンであるが、彼とのサインが不可能であることも理解している」と指摘。ライバルチームのエース格となった今、獲得が非現実的な選手に繰り上がったと主張している。
「クロップがソンに関心を抱くのは不思議なことではない。ブンデスリーガからプレミアに参戦した(クロップ監督との)類似点だけでなく、監督自身がソンについて『本当に素晴らしい』と口にしていた。実際には韓国のエースがリバプールに加入すれば、それは大いに納得のいく移籍となる」
しかし、クラブの会長が莫大な違約金を設定していることに加え、契約も2023年まで残っている。その点を踏まえて、獲得は不可能であると強調した。ハイプレスとハードワークを基盤とするクロップ監督にとって、そのどちらも備え、スピードと決定力を持ち合わせるソン・フンミンはまさしく理想的な人材だったのかもしれない。