香川は「実力を証明した選手だが…」 マンU、攻撃的MFの“失敗事例4人”を英紙紹介
歴代4人の攻撃的MFの補強失敗に注目「何も起こすことはできなかった」
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間1日、プレミアリーグ第25節でウルヴァーハンプトンと対戦し、ホームで0-0と引き分けた。1月31日に加入したポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスは合流直後ながら先発出場した。英メディアはユナイテッドが近年獲得した攻撃的MFに脚光を当て、現サラゴサMF香川真司の名前も挙がっている。
移籍市場の最終日である1月31日にユナイテッドに4556万ポンド(約65億円)で加入したフェルナンデスは、合流直後にもかかわらず2月1日のウルブス戦にトップ下で先発出場を果たした。スコアレスドローに終わったが、ゲームメーカーとして確かな存在感を放った。
一方、英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」は「4人のサインが失敗したユナイテッドで、フェルナンデスは成功できるのか」と見出しを打ち、元スペイン代表MFフアン・マタ、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン、そして香川の攻撃的MF4人を補強の“失敗事例”として名指ししている。
「香川は2011-12シーズンにタイトルを獲得したドルトムントで不可欠な役割を担い、ブンデス最優秀選手としてユナイテッドに加入した」と説明しつつも、「香川、マタ、ディ・マリア、ムヒタリアンは欧州で実力を証明した選手たちで、ユナイテッドの再建を助ける存在として期待されたが、何も起こすことはできなかった」と指摘している。
現在のユナイテッドは長らく優勝争いから遠のいており、大金を支払い数多くのビッグネームを獲得してきたが、それに見合うような結果を残せずにいる。今冬の移籍市場で最も高額な取引きとなったB・フェルナンデスは、ユナイテッドを優勝争いに導く存在となれるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)