主力欠場のリバプールがFA杯5回戦進出 指揮託したクロップ監督も喜びのメッセージ

シュルーズベリーに勝利したリバプールがFA杯5回戦進出を決めた【写真:Getty Images】
シュルーズベリーに勝利したリバプールがFA杯5回戦進出を決めた【写真:Getty Images】

ウィンターブレーク期間のため若手主体で臨み、シュルーズベリーに1-0勝利

 リバプールは現地時間4日に行われたFA杯4回戦シュルーズベリー戦の再戦を1-0の勝利で飾り、5回戦進出を決めた。この試合はプレミアリーグが設けたウィンターブレーク期間ということもありトップチームの選手が起用されず、ユルゲン・クロップ監督も指揮を執らなかった。しかし、勝利を知ったクロップ監督はこの日の指揮官に喜びのメッセージを残したようだ。

 この日のアンフィールドには、エジプト代表FWモハメド・サラーやオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクといった不動の主力はもちろん、新加入の日本代表MF南野拓実らも不在。U-23チームを率いるニール・クリッチリー監督は16歳のMFハーヴェイ・エリオットら10代から20代前半の選手を起用し、この一戦に臨んだ。

 試合は後半13分にシュルーズベリーに先制点を許したかと見えたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によって取り消し。逆に同30分には18歳のDFネコ・ウィリアムズのロングパスが相手のオウンゴールを誘発。この1点を守り切って勝ち抜けを決めた。

「少年たちがこのゲームを戦うために見せた成熟ぶりは驚くべきものだった。我々はこの夜に値する勝者となったね」

 公式サイトによると、クリッチリー監督はこのように選手たちを称えたという。トップチームの選手はいないものの、試合前日にはMFジェイムス・ミルナーが練習をサポートしてくれたことにも感謝しつつ、クロップ監督からも励ましの言葉を贈られたことを明かしている。

「ボスは今日(試合日)の午後に連絡を取ってくれて、アドバイスと励ましの言葉を贈ってくれた。(試合後の)電話はまだ確認していないけど、メッセージがあったし、スタッフからも届いたよ。今日のパフォーマンスをすごく喜んでいたよ」

 この勝利によってリバプールはプレミアリーグ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に加えての3冠達成の可能性を残した。次戦は強敵チェルシーとの対戦になる。「クラブ全体でつながりを増やすチャンスがあった。それを実現できたと思う」と語るクリッチリー監督のコメントは、今のリバプールの強さを象徴するものだろう。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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