吉田麻也、セリエA“順応”の必要性をクラブ幹部指摘 「DFにとって最も難しいリーグ」
サンプドリアのSDを務めるオスティ氏が吉田についての見解を語る
日本代表DF吉田麻也は、冬の移籍市場での最終日にイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンからイタリア・セリエAのサンプドリアへ移籍した。サンプドリアのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるカルロ・オスティ氏は衛星放送「スカイ・スポーツ」に対して、セリエに慣れる必要性を説いている。
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吉田はサウサンプトンで7年半のキャリアを積んだが、そこに一区切りをつけてイタリアへの上陸となった。これまでにプレーしたことがないリーグでのデビューは、早ければ今週末の敵地トリノ戦になる見込みだ。
クラウディオ・ラニエリ監督からも期待を受ける吉田だが、オスティ氏はセリエAの特色に順応することが必要だとコメントしている。
「(サンプドリアの)新加入選手たちは、誰もが準備できている選手たちだろう。しかし、吉田はセリエAに慣れなければいけない。それは、いかに彼がプレミアリーグでプレーしてきた選手であってもだ。というのも、知っての通りでセリエAはDFにとって最も難しいリーグだと言える」
“守備の国”とも称されるイタリアだけに、DFに対する目は他国のリーグよりも厳しい部分がある。得点シーンでアタッカーの素晴らしい技術と同時に、DFのポジショニングミスが指摘されることも日常だ。そうした環境もまた、吉田にとっては順応すべきことになるだろう。守備的な約束事の多く、スカウティングを重視して相手の弱点を狙いに来る傾向のあるリーグでもある。
そうした意味で、オスティ氏はプレミアリーグでのキャリアに敬意を払いつつも、セリエAに慣れる必要性を語った。これまで日本人選手ではインテルとチェゼーナに所属した日本代表DF長友佑都、現在ボローニャでプレーする日本代表DF冨安健洋が最終ラインの選手として活躍してきているが、吉田もまたセリエAに順応して彼らに続くようなキャリアを築き上げたいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)