「何が起きているんだ?」 レアルFWヨビッチ、不振脱却へ“YouTube研究”の努力告白
フランクフルトでブレイクして名門レアル入りを果たすも、不振で本領発揮できず
昨夏にレアル・マドリードに加入したセルビア代表FWルカ・ヨビッチはフランクフルト時代の輝きを放てず、ここまでは期待外れのパフォーマンスに終始している。好調時の動画を見て、自問自答する苦難の日々を過ごしてるという。スペイン紙「AS」が報じた。
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ヨビッチはフランクフルトでプレーしていた昨季に大ブレイク。2018年10月に行なわれたデュッセルドルフ戦では1試合5得点の離れ業を成し遂げるなど、2018-19シーズンは17得点を決めてブンデスリーガ得点ランキング3位となった。
その活躍を受け、昨夏にレアル・マドリードと契約。21歳でメガクラブの一員となった。
しかし、スペインでの挑戦は苦戦が続いている。ここまでリーガでは14試合に出場してわずか1ゴール。UEFAチャンピオンズリーグと国王杯ではいまだノーゴールで、移籍金6000万ユーロ(約72億円)に見合う活躍を示せていない。
ヨビッチはインタビューで、「正直、今季は満足できるものじゃない。僕はもっとできるはずだ」と不振を認めている。その一方、ピッチ外ではソーシャルメディアとも距離を起き、これまで以上に「フットボールに集中している」という。
さらにヨビッチは「時々、YouTubeで去年の自分の動画を見て、『何が起きているんだ?』と自分自身に尋ねている」とトップフォーム時の映像を見て自問自答。再びゴールを量産するために、懸命の努力を行っているようだ。
「僕らはレアル・マドリードが巨大なクラブだと知っている。経験のある選手でも慣れるのは難しい。それに彼らは21歳の選手に6000万ユーロを支払っている。プレッシャーはとてつもなく大きいよ。今は過去の成功を忘れて戦っている。状況が変わることを願っているよ」
ここまでは期待外れのヨビッチ。競争の激しいレアルで結果を残し、自身の存在をアピールすることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)