サンプドリア吉田、セリエA適応に英担当記者が太鼓判 「最高のFWに対応できる選手」
サウサンプトン時代を知るロッジェロ記者が、適応は「問題ない」と高評価
日本代表DF吉田麻也は、冬の移籍市場最終日にイングランド1部サウサンプトンからイタリア1部サンプドリアへの半年間の期限付き移籍が決定。現地2日にはクラブの医療施設を訪れてメディカルチェックを実施し、チームメイトやスタッフへの挨拶も済ませており、デビューの瞬間が待たれる。サウサンプトン時代を知る担当記者は「最高のFWに対応できる選手」と高評価を下した。サンプドリア専門サイト「サンプドリア・ニュース」が報じている。
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吉田は2009年12月に名古屋グランパスからオランダ1部VVVフェンロへ完全移籍。その後、2012年夏に世界最高峰のリーグの一つであるプレミアのサウサンプトン入りを果たした。これまで7年半、厳しいポジション争いのなかで出場を重ねてきたが、今季はベンチを温める試合が増え、移籍マーケット最終日の1月31日にサンプドリア行きが決まった。半年間のレンタル料は20万ユーロ(約2500万円)で、買い取りオプション付きの条件だと報じられている。
サンプドリアは現在、降格圏目前の16位(5勝5分12敗)。2003-04シーズンに在籍した元日本代表FW柳沢敦に続いてクラブ史上2人目の日本人選手となった吉田には、37失点の守備を立て直す役割が求められる。
記事では、「マヤ・ヨシダはサンプドリアの移籍市場における最終ラッシュの驚きの獲得選手だった」とし、日本と最近のサウサンプトンの事情に精通する衛星放送「スカイ・スポーツ」のプレミアリーグ担当記者、ニコラ・ロッジェロ氏を直撃。“吉田評”を伝えている。
「どんなディフェンダーに見えたか?」という問いには、「センターバックとしては羨ましがられるスピードを持ち、ポジショニングのセンスも非常にいい。プレミアで対戦する最高のFWに対応できる選手」と回答。さらに、セリエAへの適応にも太鼓判を押している。
「問題はないと思う。31歳だが、まだ何年もプレーできる。8年間、サウサンプトンでスタメンの選手だった。今季はそれほどプレーしておらず、今回の移籍を決断したが、(クラウディオ・)ラニエリ監督は最近レスターとフルハムを指揮していたから、彼を評価することができる。そういうタイプのディフェンダーを探していた。イングランドで150試合以上に出場した信頼が置ける選手だ」
吉田は策士ラニエリ監督の下、サンプドリアファンの心をつかむことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)