「雪がゴールを阻止」 原口元気の「一番面白い」ミスに再脚光「クレイジーだ」
ブンデスリーガ公式が過去10年間の「ミスTOP10」をランキング形式の動画で紹介
ドイツ1部リーグのブンデスリーガが過去10年間で生まれた“衝撃ミス”を特集し、ランキング形式で驚くべきミスが生まれた瞬間を捉えた映像を公開した。世界的なスター選手が登場するなか、1位には日本代表アタッカーの“まさかの一撃”が選ばれている。
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ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルが3日に更新され、「2010-2019の10年間ミストップ10」の動画が投稿された。かつてMF香川真司(サラゴサ)と共闘したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(現アーセナル)が10位、バイエルンで活躍したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(現レアル・マドリード)が9位にランクインするなか、1位に選ばれたのはハノーファーのMF原口元気のプレーだ。
2019年3月10日のブンデスリーガ第25節レバークーゼン戦(2-3)。ハノーファーの一員として出場した原口は、2点ビハインドで迎えた前半35分にビッグチャンスを迎える。
ロングフィードに原口が反応するなか、レバークーゼンのドイツ代表MFヨナタン・ターが追走し、フィンランド代表GKルーカス・フラデツキーがペナルティーエリアから飛び出して対応。相手2人がお見合いするような形となり、ボールをかっさらった原口がGKをかわして無人のゴールにグラウンダーのシュートを放った。そのまま決まるかに思われたが、降り積もった雪によりゴール前でボールが急失速。コロコロとゆっくり転がったボールはゴールライン上で止まり、幻のゴールに終わった。
そんな原口のゴール未遂が1位となり、コメント欄でファンも反応。「原口のミスが一番面白い」「雪がゴールを阻止した」「クレイジーだ」などの声が続々と届いている。その一方で「ミスではなく不運」と擁護の意見も並んだ。ブンデスリーガ史において、良くも悪くも記憶に残るプレーなのは確かだろう。