ミランの巧みな戦いぶりを称えたフィオレンティーナ指揮官 「我々のミスを誘発した」

敵地で0-2 パウロ・ソウザ監督は潔く完敗を認める

 フィオレンティーナのパウロ・ソウザ監督が0-2で敗れた敵地ACミラン戦後、ミランの守備面とカウンター戦術を高く評価している。

 イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」に登場したポルトガル人の知将は潔かった。

「ミランは我々のミスを待っていた。と同時に、ミスを誘発した」と指揮官は振り返った。ミランは前半4分にMFボナベントゥーラのパスを受けたバッカが先制点を決めると、日本代表MF本田圭佑、ボナベントゥーラという攻撃陣もプレッシングを掛けた。守備を固めながらカウンターのチャンスを狙うと後半43分に追加点を奪い、ビオラは万事休すとなった。

 ここ5戦で3敗目。しかも、今季初の無得点試合となったフィオレンティーナは、ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督の術中にはまった格好となった。

「我々は冷静にならなければいけない。揺るぎない基礎があるということを忘れてはいけない。自信を増すために勝利を掴みたい。そのために、しっかりと練習するしかない」

 ソウザ監督は逆襲を誓っていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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