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ポドルスキ、“祖国帰還”の可能性も? ポーランド誌で告白「移籍が成立するには…」
生まれ故郷であるポーランドのグルニク・ザブジェ加入は「あり得る」と回答
元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは昨季限りでヴィッセル神戸を退団し、トルコ1部アンタルヤスポルに新天地を求めている。出身国であるポーランドはその動向に注目しており、同国メディアが単独インタビューを実施。そのなかで“マイクラブ”への将来的な移籍の可能性を認める発言が注目されている。
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ポドルスキは2017シーズン途中からJ1リーグのヴィッセル神戸に加入し、約2年半にわたって日本を舞台に活躍。ラストイヤーとなった2019シーズンには天皇杯優勝に貢献し、クラブに史上初となるタイトルをもたらした。その後、契約満了での退団とアンタルヤスポルへの移籍が発表されている。
現地時間1日のコンヤスポル戦ではベンチ入りしたものの出番はなく、デビューの瞬間を待望されている。そんななか、ポーランド誌「Przeglad Sportowy」はポドルスキのロングインタビューを敢行。「ポドルスキ:今でもグルニクでプレーしたい」という見出しで、自身が生まれた国でのプレーを望むコメントに注目している。
インタビュー内ではドイツ移住後にポーランドを訪れ、ストリートでサッカーを楽しんだエピソードなどを披露。そのなかで、「最初に好きになったクラブはグルニク・ザブジェだった。家族と一緒に古いスタジアムまで見に行ったことを覚えているよ。最初に買ったユニフォームもグルニクのものだ」と祖国の“マイクラブ”に言及した。その後、「グルニクでプレーする可能性は?」と問われると、次のように答えている。
「そういう気持ちになれば、あり得るよ。アンタルヤスポルとの契約は1年半で切れるからね。(グルニクのスポーツ・コーディネーターを務める)アルトゥル・プラテクとは今でも連絡を取っていて、クラブの現状はよく分かっている。移籍が成立するには、両者の考えがマッチしないといけない。クラブの全員が移籍に納得するとは思えなかったから、僕もグルニクに行くことは選ばなかったんだ」
さらに「移籍はすべてがマッチしないとダメなんだ。磁石のようにね。今回はそうならなかった。外から見えるよりも複雑なことだよ。家族や学校の問題もあるからね」と続け、金銭面に原因を求める意見も否定。ユース時代から長い時間を過ごしたケルンと並び、“マイクラブ”と言って憚らないグルニクへの愛を明かしている。
ポドルスキにとって、ポーランドのクラブに移籍することは“帰郷”とも言える。遠くない将来、生まれ故郷で躍動するポドルスキのニュースを目にすることになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)