前半戦1ゴールも揺るがぬ信頼 ケルン指揮官が大迫を絶賛 「何より素晴らしい選手」
シュテーガー監督がブンデス公式サイトに語る
ケルンのペーター・シュテーガー監督が、元日本代表FW大迫勇也を後半戦の起爆剤に期待している。本職のセンターフォワードだけでなく、サイド起用にも応える万能型ストライカーに対し、「何より彼は素晴らしい選手」と最大級の賛辞を送った。ブンデスリーガ公式サイトが伝えている。
ケルンはここまで、勝ち点24を獲得して現在9位に位置している。前半戦最終節では2位ドルトムントを相手に2-1で勝利するなど健闘した。そのドルトムント戦でも得点を決めた、チーム得点王のFWアンソニー・モデストをはじめとする攻撃陣が好調のチームを支えている。そして、シュテーガー監督は大迫について能力の高さを称賛している。
「FWの選手たちのクオリティーの高さは、しっかり見せつけたと思っている。モデステは7ゴールを挙げ、ジモン・ツォラーは出場機会が少ないにもかかわらず4得点と申し分ない。それに、別のタイプのFWとして、大迫勇也もいる。何より彼は素晴らしい選手。我々は彼を、能力を発揮できるポジションにつかせればいいだけなんだ」
大迫はここまで右MFでの起用が多く、2トップでもトップ下に近い役割でプレーすることが多くなっている。今季開幕戦のシュツットガルト戦で得点を決めて以降はゴールから遠ざかり、14試合1得点という成績となっている。しかし、チャンスメイクで高い貢献度を示しており、監督からは絶大な信頼を得ているようだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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