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ミラン本田のライバルとなる”先代10番” 復帰を祝う3年ぶりのゴールに「完璧な1日」
ボアテングがフィオレンティーナ戦で1得点 解任危機の指揮官を救う
ACミランFW本田圭佑の先代の背番号10、元ガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテングが、本拠地フィオレンティーナ戦で復帰後初ゴールを決める活躍を見せた。解任危機のシニシャ・ミハイロビッチ監督を救うパフォーマンスに、「完璧な1日」と自画自賛している。試合は2-0でミランが勝利している。
後半34分にFWエムベイェ・ニアングとの交代でピッチに立った”プリンス”が、勝負を決めた。同43分、DFアバーテの自陣からのフィードに抜け出すと、最後はGKまでかわしてゴール。2013年3月2日のラツィオ戦以来、約3年ぶりとなった一撃でミランは勝利を確実なものとした。
地元テレビ局「メディアセット・プレミアム」に登場したヒーローは、笑顔を浮かべていた。
「いろいろな意味で我々にとって重要な試合だった。勝ちたかったし、勝てた。本当に嬉しい。フィオレンティーナに勝つのは難しい。ミハイロビッチ監督と全てのミラニスタにとっての勝利だ」
ボアテングは声を弾ませた。イタリアでは試合前にミハイロビッチ監督の解任と、後任として元イタリア代表監督マルチェロ・リッピ氏が招聘されるとの報道が飛び交っていた。優勝候補の一角であるフィオレンティーナとの対決は、指揮官のクビを賭けた一戦ともされていた中で、ボアテングは鬼軍曹とサポーターに勝利を捧げる一撃を決めた。
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