「南野をチラ見し…」 先輩サラーが見せた“お膳立て”に海外注目「完全に拒否された」
決定機を演出も…南野のシュートミスに思わずサラーも頭を抱える
リバプールは現地時間1日、プレミアリーグ第25節でサウサンプトンと対戦し、4-0の圧勝を収めた。エジプト代表FWモハメド・サラーは2ゴールを奪う活躍を見せたなか、海外メディアはエースが見せた日本代表MF南野拓実への“お膳立て”に注目している。
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好調サウサンプトンを本拠地アンフィールドで迎え撃ったリバプールだが、後半2分に先制し、同15分にリードを広げると、2-0 で迎えた同26分にカウンターからサラーが爆発的なスピードの突破から相手GKとの1対1を決め切り追加点を奪取。さらに同45分にはこの日2ゴール目を奪い、エースとしての貫禄を示した。
米メディア「FANSIDED」が運営するリバプール専門サイト「Rush The Kop」は、殊勲のサラーに対し10点満点中で最高評価となる9点を与えた一方、サラーが見せたあるプレーにも注目。後半36分に途中出場した南野への“決定機”お膳立てとなるスルーパスを提供した場面だ。
後半41分、カウンターからサラーが右サイドを突破し、力強いドリブルで相手守備陣を切り裂きペナルティーエリア内に侵入すると、鋭い切り返しからシュートコースを生み出すも、横パスを選択。走り込んだ南野がフリーで右足を振り抜いたが、ゴール右隅を狙ったシュートはわずかに枠を逸れた。
南野が外した瞬間、お膳立てしたサラーも思わず頭を抱えていたが、記事では「サラーは南野をチラ見し、アシストを提供。日本代表に決定機をもたらしたが、完全に拒否されてしまった」と説明している。サラーが得意の左足でシュートを放てる場面で、南野はチャンスを譲ってもらう形になったが、その好意に応えることはできなかった。