伊メディアがミラン本田に及第点の評価 「よく整備されていた」「後半良くなった」

不発が続くも、強敵フィオレンティーナ戦の勝利に守備で貢献

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、17日のフィオレンティーナ戦で2-0の勝利を収め、2016年のリーグ戦初勝利を挙げた。本田は右サイドハーフで先発フル出場し、相手のキーマンであるMFマルコス・アロンソを封じる守備面での貢献と戦術眼の高さを示し、イタリアメディアで軒並み及第点の評価を受けている。

 ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」では、本田を及第点の「6点」と評価。「よく組織されていたが、中央でのアクションの方が本来の危険を与えるものだった」と寸評では評価されている。アロンソを封じるために右サイドでの位置取りに終始したが、攻撃時には中央に進出した場面の方が効果的だったと指摘されている。先制ゴールのFWカルロス・バッカ、DFアレッシオ・ロマニョーリ、DFルカ・アントネッリの3人に最高評価の「7点」が与えられている。

 サッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」も、本田を「6点」と採点。「アロンソとマッチアップする苦しい立場にあった」と、相手のキーマンと対峙したことで守備面での負荷が高くなったと指摘した。一方で、「ミドルシュートがあったように、後半は良くなった」と評価した。同サイトでは、FWバッカが単独で「7点」の最高評価を手にしている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング