PSGムバッペ、指揮官“無視”の決定的瞬間に英紙も注目 「拗ねていた」「らしくない」
途中交代を告げられ、トゥヘル監督を無視してベンチに戻る
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、現地時間1日に行なわれたリーグ・アン第22節の本拠地モンペリエ戦(5-0)で途中交代を告げられた際に不機嫌さを露わにし、トーマス・トゥヘル監督になだめられるシーンが話題となっている。英紙「デイリー・メール」もムバッペのリアクションに注目。「ベンチに戻って拗ねていた」「らしくない」などとネガティブに報じられている。
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ムバッペは先発出場し、後半12分には今季リーグ戦14得点目のゴールを決めた。その約10分後には交代を告げられたが、普段よりも出場時間が短いことに苛立ちを隠そうとしなかった。
その振る舞いを見たトゥヘル監督はムバッペの肩をつかんで語りかけていたが、感情的になっていたムバッペは聞き耳持たずの様子で指揮官の制止を振り切り、そのままベンチへと下がっていった。
同様の衝突は昨年12月に行なわれたモンペリエとのアウェーゲームでも起きている。ムバッペは後半ロスタイムに交代を告げられると、この時もトゥヘル監督を無視してベンチに戻っていた。
「デイリー・メール」紙の記事では、「ベンチに戻ったムバッペは拗ねていた」と交代後にむくれた表情で試合を見届けるムバッペの姿を紹介。指揮官に対して明らかに不満を示しいたその行動については否定的で、「ムバッペのリアクショは、過去に地に足がついた振る舞いで多くの人に称賛された選手のキャラクターらしくないものだった」と伝えられている。
ツイッターなどのソーシャルメディア上でもムバッペの“子供じみた”振る舞いに対する非難の声は上がっているようだ。レアル・マドリードなどへの移籍の噂も絶えないだけに、指揮官との衝突は様々な憶測を呼ぶことになりそうだ。