イタリア代表次期監督にインテル長友の恩師が急浮上! 伊メディア報道

6月の欧州選手権終了後、コンテ監督の後任人事がクローズアップ

 今年の欧州選手権フランス大会後に退任する可能性が高いとされているイタリア代表のアントニオ・コンテ監督。来季はミランやユベントスを率いるという報道が絶えないが、コンテ監督自身の後任人事についても注目の的になっている。衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、インテルで日本代表DF長友佑都を指導するロベルト・マンチーニ監督が就任する可能性を報じている。

 コンテ監督はクラブチームの監督に戻りたがっているため、欧州選手権後の退任は既定路線であると報じられている。そこで、イタリアサッカー協会はインテルで好成績を残しているマンチーニ監督に白羽の矢を立てているという。イングランドやトルコでの指導経験も豊富であり、国際的な感覚を持つことも魅力だという。

 一方で、その条件はインテルがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逃した場合というもの。現在首位を争っているインテルだけに、現実的には出場権獲得の可能性は高い。しかし同時に、今季約100億円の補強費を費やしただけに、CLへの出場権を逃せばインテルでの来季は保証されない可能性も十分にある。

 これまでに名前が挙がらなかったのが意外なほどの存在だが、急浮上したマンチョ・アッズーリ。果たして、イタリア代表の後任人事の行方はどのような決着を見るのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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