チェルシー残留の仏代表FWジルー、関係者がインテルを非難「あまりにも無礼だ」
個人的な条件で合意に達するも、インテルが最終的な決断を渋って移籍は実現せず
イングランド1部チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーは、移籍期限の最終日にイタリア入りしてまで新天地を模索したが、実現しなかった。フランスのスポーツ専門局「RMCスポーツ」によれば、チェルシーの関係者は「インテルはあまりにも無礼だ」と批判しているという。
ジルーに関しては、イタリア1部の強豪インテルが今冬に獲得へ乗り出したとされていた。個人的な条件面では合意し、残すはクラブ間交渉のみとも報じられていたが、実情は違うという。
「インテルの態度はあまりにも無礼だ。彼らは選手を待たせるだけ待たせて、ジルー自身もインテルに優先順位を置いていたのに。数週間前に取り引きは合意していた。彼は後半戦、いつもどおりに我々とともに勝利への強い欲求を見せてプレーするだろう。そして、欧州選手権(EURO)にも彼は出場するはずだ」
チェルシーの言い分では、合意したのにもかかわらずインテルが最終的な決断を渋ったのだという。フランス代表のディディエ・デシャン監督からも、欧州選手権のメンバー入りには出場機会が必要とコメントされていたジルーだが、気持ちを取り直してチェルシーでポジションを奪いたいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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